[編集] メニューには、文書を編集する次のようなコマンドが用意されています。
直前に行なった編集操作を取り消し、編集操作を行なう前の状態に戻します。[アンドゥ] は BeatWord に記録されている編集操作の回数分、実行できます。 文書ウィンドウがひとつも開いていない状態や、新規に文書を作成した直後には、[アンドゥ] コマンドは淡色表示になっており、[アンドゥ] は実行できません。
[アンドゥ] で実行した編集操作を取り消し、[アンドゥ] を実行する前の状態に戻します。[アンドゥ] を続けて実行したときは、[アンドゥ] を実行した回数分、[リドゥ] を実行できます。 [アンドゥ] を実行していないときは、[リドゥ] コマンドは淡色表示になっており、[リドゥ] は実行できません。
直前に行なった編集操作を繰り返し実行します。 文書ウィンドウがひとつも開いていない状態では、[もう一度] コマンドは淡色表示になっており、実行できません。
文書中で選択状態にしておいた部分を BeatWord の画面から消去し、Windows のクリップボードに取り込みます。 文書中の任意の箇所をマウスのドラックで選択状態にし、[切り抜き] をクリックすると、選択箇所はクリップ ボードに取り込まれ、画面上から消えます。クリップ ボードに取り込んだ内容は、[貼り付け] をクリックしたときに、文書中の他の部分や別のアプリケーションに貼り付けられます。 文書中のどの部分も選択していないときには、[切り抜き] コマンドは淡色表示されており、[切り抜き] は実行できません。
文書中で選択状態にしておいた部分を Windows のクリップ ボードに取り込みます。 文書中の任意の箇所をマウスのドラックで選択状態にし、[コピー] をクリックすると、選択箇所はクリップボードに取り込まれます。クリップ ボードに取り込んだ内容は、[貼り付け] をクリックしたときに、文書中のほかの部分や別のアプリケーションに貼り付けられます。 文書中のどの部分も選択していないときには、[コピー] コマンドは淡色表示されており、[コピー] は実行できません。
[切り抜き] や [コピー] で Windows のクリップ ボードへ取り込んだ内容を、現在編集中の文書に貼り付けます。 文書中の任意の場所にキャレット (カーソル) を置き、[貼り付け] をクリックします。クリップボードへ取り込んだ内容がキャレットの位置に挿入されます。
文書中で選択状態になっている部分を削除します。 文書中の任意の箇所をマウスのドラックで選択状態にし、[削除] を実行します。選択された箇所は削除されます。
フローを、縦書きあるいは横書きに設定します。 [縦書き] をクリックすると [縦書き/横書き設定] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで、[縦書き] をオンにするとフローが縦書きに設定され、[横書き] をオンにするとフローが横書きに設定されます。また、[変更時に縦横のフレーム余白を交換する] をチェックすると、[縦書き/横書き設定] の変更と同時に、縦横のフレーム余白が交換されます。[縦書き/横書き設定] を中止するときは [取消] をクリックします。
現在編集中の文書にファイル、欧州文字、および表を挿入します。 [編集]-[挿入] には、以下のサブコマンドがあります。
現在編集中の文書にテキスト ファイルを挿入します。 まず、ファイルを挿入する位置にキャレットを置きます。次に、[挿入]-[ファイル] をクリックすると、[ファイル挿入] ダイアログ ボックスが表示されますので、ここで挿入するテキスト ファイルの名前を指定します。[開く] をクリックすると、[改行変換] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで、先ほど指定したファイル改行の扱いを指定します。[了解] をクリックすると、キャレットの位置にファイルが挿入されます。ファイルの挿入をやめる場合は、[取消] をクリックします。
現在編集中の文書に欧州文字を挿入します。 まず、欧州文字を挿入する位置にキャレットを置きます。次に、[文字メニュー]-[英文フォント] から英文フォントを指定します。和文フォントが使えない状態にします。この後、[挿入]-[欧州文字] をクリックすると、[欧州文字入力] パレットが表示されますので、ここで挿入する文字をクリックします。 欧州文字の入力を終えるときは、[欧州文字入力] パレットのタイトル バー上の閉じるボタンをクリックします。このパレットは表示したままでも他の編集操作を行なえます。
現在編集中の文書に表を挿入します。 まず、表を挿入する位置にキャレットを置きます。次に、[挿入]-[表] をクリックすると [表作成] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで表中の縦と横をそれぞれ何分割にするのか、また、表縦横のサイズを何 mm にするのかを指定します。この後、[了解] をクリックすると、キャレット位置に表が挿入されます。 表の挿入を中止するときは、[取消] をクリックします。
状況に応じて変化するファイル名や頁番号、および日付時刻等の特殊な文字を入力します。 [可変文字] はヘッダーやフッターで使用すると便利です。 [編集]-[可変文字] には、以下のサブコマンドがあります。
文書等のファイル名を挿入する箇所にキャレットを置き、[可変文字]-[ファイル名] をクリックします。キャレットの位置にファイル名が挿入されます。新規作成した文書にまだファイル名を付けていない場合は、「無名」 が挿入されます。
文書中に現在の頁番号を挿入します。 文書の頁番号を挿入する箇所にキャレットを置き、[可変文字]-[頁番号] をクリックすると、[頁番号形式] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで、挿入する頁番号の文字形式 (半角、全角、漢数字) の中から一つを選択し、[了解] をクリックします。キャレットの位置に現在の頁番号が挿入されます。
文書中に現在の日時を挿入します。 日時を挿入する箇所にキャレットを置き、[可変文字]-[日付時刻] をクリックすると、[可変文字-日付時刻] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで、挿入する日時の文字種 (半角、全角、漢数字) を選択し、挿入する日時の項目 [2桁西暦][4桁西暦][和暦][月][日][曜日][時][分] ををクリックします。キャレットの位置に日時が挿入されます。
可変文字として入力した文字列を、更新します。変更する可変文字列を選択した上で、[可変文字]-[更新] をクリックします。選択中の可変文字列の内容が更新されます。
可変文字として入力した文字を、通常の文字 (状況に応じて変化しない文字) に変換します。 [可変文字]-[確定] を行なう可変文字を選択した上で、[可変文字]-[確定] をクリックします。可変文字が通常の文字に変換されます。変換された文字は通常の文字として扱われるため、これ以降可変文字として更新できません。
使用する頻度の高い文字列を登録し、登録した文字列を任意の場所に挿入します。 [編集]-[短文] には、以下のサブコマンドがあります。
使用する頻度の高い文字列を選択し、[短文]-[登録] をクリックします。[短文登録] ダイアログ ボックスに選択した文字列が表示されます。選択した文字列に変更を加えるときは、ここで修正します。登録する文字列を決定したら、[了解] をクリックします。短文が登録されます。
[編集]-[短文]-[登録] コマンドを使用して登録しておいた短文を、文書中に挿入します。 文書中の任意の位置にキャレットを置き、[短文]-[挿入] をクリックすると、[短文挿入] ダイアログ ボックスの中に、登録しておいた短文の一覧が表示されます。使用する短文を選択し、 [了解] をクリックすると、短文の挿入が行なわれます。短文の挿入を中止するときは、[取消] をクリックします。
BeatWord では常に [テキスト選択] や [表作成] など、10種類の操作方式から1つの方式を使用しながら編集を行ないます。モードの変更は、[編集]-[モード] コマンドで別のモードを選択します。 モードによってマウスの操作方法が変わります。 [編集]-[モード] には、以下のサブコマンドがあります。
[編集]-[モード]-[テキスト選択] をクリックすると、文字操作を行なうテキスト選択モードに切り変わります。
[モード]-[フレーム選択] をクリックすると、フレーム選択モードに切り変わります。
[モード]-[フレーム余白] をクリックすると、フレーム余白モードに切り変わります。
[モード]-[インデント] をクリックすると、インデント モードに切り変わります。
[モード]-[表作成] をクリックすると、表作成モードに切り変わります。
[モード]-[手] をクリックすると、手モードに切り変わります。
[モード]-[鉛筆] をクリックすると、鉛筆モードに切り変わります。
[モード]-[はさみ] をクリックすると、はさみモードに切り変わります。
[モード]-[フロー設定] をクリックすると、フロー設定モードに切り変わります。
[モード]-[フロー交換] をクリックすると、フロー交換モードに切り変わります。
IMEに単語や用語を登録するします。IME 98を使用している場合に、[IME 単語登録] をクリックすると[単語/用語の登録] ダイアログ ボックスが表示されます。[単語の登録] タブで、登録する単語の読みと語句を入力し、品詞を選択します。次に [用例の登録] タブで登録した単語の用例を入力します。[係り] グループと [受け] グループにそれぞれ読みと語句を入力し、品詞を選択します。そして、係りと受けの関係を結び付ける助詞を [関係] リスト ボックスの中から選択します。(複数選択が可能) [単語/用語の登録] ダイアログ ボックスには [辞書ツール] ボタンがあります。このボタンを実行すると、登録した単語や用例の一覧のリストが表示されます。リストの中に変更を加えたい単語や用例がある場合は、その語句をクリックすると、[単語/用例の変更] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで変更を行ないます。 IME (日本語入力システム) によって、ダイアログ ボックスの内容は異なります。