[文字] メニューには、文字に対する各種の設定を行なう、次のようなコマンドがあります。
字体についての設定を何も行なっていない状態には、字体は標準に設定されていますが、入力する文字を他の字体から標準の字体に切りかえる場合は、[標準] コマンドを実行してください。 また、すでに入力した文書の中から文字飾りがある文字列をマウスのドラックで選択し、[標準] コマンドを実行すると、文字は標準の字体になります。
文字の字体を太字にします。[太字] をクリックすると、入力する文字が太字になります。また、他の字体で入力した文字をマウスのドラックで選択し、[太字] をクリックすると、字体が太字になります。 太字による入力をやめるときは、再度 [文字]-[太字] をクリックします。[太字] の左側に付いているチェックが外れ、太字による入力が解除されます。
文字の字体を斜体にします。[斜体] をクリックすると、入力する文字が斜体になります。また、他の字体で入力した文字をマウスのドラックで選択し、[斜体] をクリックすると、字体が斜体になります。 斜体による入力をやめるときは、再度 [文字]-[斜体] をクリックします。[斜体] の左側に付いているチェックが外れ、斜体による入力が解除されます。
文字に下線を付けます。[下線] をクリックすると、入力する文字の下に下線が引かれます。また、すでに入力した文字をマウスのドラックで選択し、[下線] をクリックすると、文字の下に下線が引かれます。 下線を付けることをやめるときは、再度 [文字]-[下線] をクリックします。[下線] の左側に付いているチェックが外れ、下線を引く機能は解除になります。
文字の和文フォントを設定します。フォントの設定を何も行なっていない場合は、和文フォントに設定されています。 [文字]-[和文フォント] には、以下のサブコマンドがあります。
文字の和文フォントを設定します。[和文フォント]-[設定] をクリックすると、[和文フォント設定] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックス内のリストボックスから使用する和文フォントを選択し、[了解] をクリックすると、フォントの設定が行なわれます。フォントの設定を中止するときは、[取消] ボタンをクリックします。
文字を和文フォントの明朝体に設定します。[和文フォント]-[明朝] をクリックすると、文字が明朝体で入力されます。また、すでに入力した文書中の文字列をマウスのドラックで選択し、[和文フォント]-[明朝] をクリックすると、字体が明朝体に変わります。
文字を和文フォントのゴシック体に設定します。[和文フォント]-[ゴシック] をクリックすると、文字がゴシック体で入力されます。また、すでに入力した文書中の文字列をマウスのドラックで選択し、[和文フォント]-[ゴシック] をクリックすると、字体がゴシック体に変わります。
文字を英文フォントに設定します。 [文字]-[英文フォント] には、以下のサブコマンドがあります。
文字を英文フォントに設定します。[英文フォント]-[設定] をクリックすると、[英文フォント設定] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックス内のリスト ボックスから使用する英文フォントを選択し、[了解] をクリックすると、フォントの設定が行なわれます。フォントの設定を中止するときは、[取消] をクリックします。
英文フォントに対して和文のフォントを使用します。
文字のサイズを設定します。[設定] や [加減] をクリックするか、または、[サイズ] メニューからのサイズの選択で、使用するサイズを指定します。 [文字]-[サイズ] には、以下のサブコマンドがあります。
[サイズ]-[設定] をクッリックすると、[文字サイズ] ダイアログ ボックスが表示されます。フォントのサイズを入力し、[了解] ボタンをクリックすると、設定した文字サイズで文字は入力されます。文字サイズの設定を中止するときは、[取消] ボタンをクリックします。
文字のサイズを加減します。 [サイズ]-[加減] をクリックすると、[サイズ加減] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで文字を何段階加減するかを数値で入力し、大きくするなら+を、小さくするなら−をチェックして、[了解] をクリックします。[文字サイズ加減] を中止するときは、[取消] をクリックします。
文字に線を付けたり、線の種類を設定します。 [線種] をクリックすると [文字線種] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックス内で、[線別][線型][線幅][位置] を指定し、[了解] をクリックします。線の種類が設定されます。線の設定を中止する時は [取消] をクリックします。
文書中の文字と文字の間を設定します。 [文字間] をクリックすると [文字間設定] ダイアログ ボックスが表示されます。ここで文字間の距離を数値で記入します。[了解] をクリックすると設定した文字間での文字入力が開始します。 すでに入力した文字列をマウスをドラックして選択状態にして、上記の一連の作業をすると、選択箇所の文字間を変更することもできます。
選択したタブ文字に、左、中央、右、デシマルのいずれかのタブによる位置合わせ方法を指定します。[タブ属性] のサブ メニューの各コマンドのうち、左側にチェックがついているものが、現在設定がなされている、タブ属性のタイプです。 [文字]-[タブ属性] には、以下のサブ メニューがあります。
マウスをドラックして選択した文字に、左タブの属性を指定します。
マウスをドラックして選択した文字に、中央タブの属性を指定します。
マウスをドラックして選択した文字に、デシマル タブの属性を指定します。
[上付][反転] などの文字属性を指定します。 [文字]-[その他の属性] には、以下のサブコマンドがあります。
[上付] は、選択した文字を現在の文字サイズより1段階小さい文字にして、本来の大きさの文字を表示する位置の上部に表示します。 マウスをドラックして任意の文字列を選択し、[その他の属性]-[上付] をクリックします。選択した文字が上付文字になります。 [上付] を解除するときは、再度 [その他の属性]-[上付] をクリックします。 [上付] コマンドの解除を行なわない場合、文字は上付文字で入力されます。
[半上付] は、選択した文字を現在の文字サイズの半分の大きさにして、本来の大きさの文字を表示する位置の上部に表示します。 マウスをドラックして任意の文字列を選択し、[その他の属性]-[半上付] コマンドをクリックします。選択した文字が半上付文字になります。 [半上付] を解除するときは、再度 [その他の属性]-[半上付] コマンドをクリックします。 [半上付] コマンドの解除を行なわない場合、文字は半上付文字で入力されます。
[半下付] は、選択した文字を現在の文字サイズの半分大きさにして、本来の大きさの文字を表示する位置の下部に表示します。 マウスをドラックして任意の文字列を選択し、[その他の属性]-[半下付] コマンドをクリックします。選択した文字が半下付文字になります。 [半下付] を解除するときは、再度 [その他の属性]-[半下付] コマンドをクリックします。 [半下付] コマンドの解除を行なわない場合、文字は半下付文字で入力されます。
[下付] は、選択した文字を現在の文字サイズを1段階小さくして、本来の大きさの文字を表示する位置の下部に表示します。 マウスをドラックして任意の文字列を選択し、[その他の属性]-[下付] コマンドをクリックします。選択した文字が下付文字になります。 [下付] を解除するときは、再度 [その他の属性]-[下付] コマンドをクリックします。 [下付] コマンドの解除を行なわない場合、文字は下付文字で入力されます。
文字飾りとして反転を指定します。 マウスをドラックして反転させる文字列を選択し、[その他の属性]-[反転] をクリックします。選択した文字列が白抜き文字で表示されます。[反転] を解除し、通常の文字入力を行なうときは、再度 [その他の属性]-[反転] コマンドをクリックします。
打消し線を引きます。 [その他の属性]-[打消線] をクリックすると、文字の上に打消し線が表示されます。 打消し線を引くのをやめるときは、再度 [その他の属性]-[打消線] をクリックします。[打消線] の左側に付いているチェックが外れ、打消し線を引く機能が解除になります。
選択した段落が、複数のフレームにまたがらず、できるかぎり1つのフレーム内に収めるようにします。 マウスをドラックして任意の段落を選択し [その他の属性]-[分割禁止] をクリックすると、その段落は1つのフレーム内に収まるように処理されますが、どうしても収まらないときは、段落全体が次のフレームの先頭に配置されます。 [分割禁止] を解除するときは、[文字]-[その他の属性]-[分割禁止] を再度クリックします。[分割禁止] の左側に付いているチェックが外れ、[分割禁止] が解除になります。
選択した文字を画面上の表示や印刷結果に反映させず、見かけ上存在しないように扱います。 マウスをドラックして、文書中から任意の文字列を選択し、[その他の属性]-[隠し文字] をクリックすると、文字列は隠し文字となって画面上から消え、その文字列が表示されていた部分には、右側にあった文字が詰めて表示されます。隠し文字の存在は、→キーでキャレットを1文字ずつ移動して行くと、隠し文字の位置でその文字数分キャレットが停止するので、確認できます。 隠し文字を画面上に表示させ、印刷結果にも反映させる場合には、[ファイル]-[カスタム] をクリックし、[カスタム設定] ダイアログ ボックスのキーワードで [show-hidden-text] を選択し、[設定値] を [Yes] にし、[了解] をクリックします。
[文字] メニューで指定した文字のスタイルを管理します。 [文字]-[スタイル] には、以下のサブ メニューがあります。
文字のスタイルに名前を付けて登録します。 [スタイル]-[定義] コマンドをクリックすると [文字スタイル定義] ダイアログ ボックスが表示されます。スタイルの名前を記入して、[了解] をクリックしてください。スタイルの名前が登録されます。スタイルの登録を中止するときは、[取消] をクリックしてください。
[定義] されたスタイル名のスタイルを再定義します。 スタイルの設定された文字に属性を追加した後、[文字]-[スタイル]-[再定義] をクリックすると、そのスタイルがキャレットのある場所の属性で再定義されます。
スタイル属性が設定された文字に、追加で他の文字属性が付与されているときに、[文字]-[スタイル]-[純粋] をクリックすると、スタイル属性以外の文字属性が解除されます。
[スタイル]-[定義] で登録した [文字スタイル] で入力されている箇所を検索し、画面上に表示します。[スタイル]-[検索] コマンドをクリックすると、登録しておいた文字スタイルの名前が表示されます。この中から、検索を行なう [文字スタイル名] を選択し、[了解] をクリックします。 選択した [文字スタイル名] で入力された箇所は、選択表示されます。
文字スタイルを設定します。あらかじめ文字を選択しておき、[文字]-[スタイル]-[設定] をクリックすると、[文字スタイル設定] ダイアログ ボックスが表示されます。リストの中から設定したいスタイル名を選び、[了解] をクリックすると、選択箇所が指定したスタイル属性に設定されます。あらかじめ文字を選択しなかった場合には、これから入力する文字が指定したスタイル属性になります。
文字スタイルを設定します。あらかじめ文字を選択しておき、[文字]-[スタイル]-[スタイル無し] をクリックすると、スタイル属性として設定されていた文字属性が解除されます。スタイル属性以外の方法で設定された文字属性は維持されます。